WHO(世界保健機構)おける健康の定義は、
3つの健康バランスがとれた状態。
【身体的健康】身体(構造的・肉体的)の元気
【精神的健康】精神的(心)なワクワクとゆとり
【社会的健康】社会的(生活)な豊かさ
健康とは病気や、虚弱でないというだけではなく、
身体の体力値が高く、知的には適切教育を受け、
社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、
精神的にも安定している状態であるというものだといえるでしょう。
そして、4つ目の健康として注目されているのが
スピリチュアル・ヘルス(魂の健康)です。
【魂的健康】心の安らぎ
医療では、まだまだ確立されていません。
スピリチュアル(spiritual)とは?
スピリチュアル(spiritual)とは、
日本語では「霊性」「魂」などと表現されますが、
具体的には、人生の意味・希望・安らぎなどを
見出す「心の奥」をさす概念といえます。
現在では、「スピリチュアル」ということばも使われており、
主に、宗教や祈り・瞑想や各種ヒーリング・代替療法など
を通じて実践されています。
スピリチュアルと健康の分野
具体的には、幅広い分野があります。
1.世界の宗教
2.代替療法(瞑想・ヨガ・ヒーリング・気功・マッサージなど)
3.家族関係
4.自然(住まい・ガーデニング・環境など)
5.科学(脳の研究・スピリチュアルを応用した技術など)
6.スピリチュアルに関するビジネス
7.芸術
8.死について
9.健康とヒーリング
10.人間関係(家族・親子・恋愛や結婚など)
11.その他(マネー、政治など)
「スピリチュアルと健康」が、
宗教・瞑想・芸術・ヨガなどを通じて得られるだけでなく、
自分が本当に興味のあること(読書・ボランディア・散歩など)
を通じても得られえる「心の安らぎ」と思います。
スピリチュアルな健康観とは
「スピリチュアル・ヘルス」が、
これまでの健康観ではあまり触れられていなかった
「個人の生き方」という部分に深く関わっている点です。
これまでの健康観
・健康的な食事・運動・休養
・健診の数値が正常である。
・心の悩みを改善する。
スピリチュアルな健康観
・生きる意味(目的)を見出す。
・前向きに生きる。
・今の自分を受け入れる。
・安らぎを感じながら生きる。
・死生感を持って生きる。
まとめ
スピリチュアル・ヘルスという健康観を
「病気予防」や「セルフケア」などの
現在健康である人向けのサービスにまで活用できれば、
ビジネスの可能性は大きく広がり、
他社サービスとの差別化にもつながりそうです。
ヨガ教室やマッサージ店は、多くの店舗があります。
他にも、スピリチュアル・カウンセリング、
アニマル・セラピー、音楽療法などサービスがあり
スピリチュアル関連の書籍も数多く出版されています。